ksonがVShojo脱退を発表、チャリティ未払い問題を受けインディーで活動継続へ

2025年7月22日、VTuberのksonさんが所属していたVShojoからの脱退を発表しました。

同日にはIronmouseさんが50万ドルにのぼるチャリティ寄付金の未払いを告発し、大きな波紋を呼びました。

ksonがVShojo脱退を発表

ksonさんは7月22日に自身のYouTubeチャンネルにて、配信を通じて脱退の経緯を明かしました。

もともとは7月末に退所予定だったとのことですが、昨年9月以降に発生していた大金の未払いが明らかとなり、即日の脱退を決断したと説明しています。

支払いに関しては、これまで「待ってくれ」と繰り返されていたものの、誠意ある対応がなされなかったと述べました。

JP代表との生通話で経緯説明

配信ではVShojo Japan代表である牧野CEOを通話に招き、JP側の財務状況や責任についても直接質問しました。

日本法人は黒字であったものの、本社と財布が一体化していたため、支払いに関する決定権がなかったことが判明。

ksonさんはこの状況を「詐欺だと感じる」と強く非難しています。

今後の活動方針

ksonさんは今後、完全なインディーとして活動を続けることを表明しています。

他事務所への加入予定はなく、ファンに対しては「他のタレントを責めないでほしい」と呼びかけました。

また、VShojoがIPを保持していないことから、「失ったのはお金と信頼だけ」と語っています。

公式ポストでの心情

Xでも本人の英語による声明が投稿されており、所属時の努力と失望について率直な思いが綴られています。

「OGタレントとして全力を注いできたが、このような結果になり心が張り裂けそう」といった感情が伝えられました。

Ironmouseが告発したチャリティ未払い問題

同日、IronmouseさんがXにて、長期間にわたるチャリティ寄付金の未払いを告発しました。

この寄付は免疫不全症(CVID)支援団体へのもので、2023年にイベントを通じて集められた資金です。

1年以上振り込みが行われていないと主張されており、これをきっかけに今回の騒動が広まりました。

VShojo本社からは記事執筆時点で公式の声明は出されておらず、対応の遅れも問題視されています。

世界的VTuber「アイアンマウス」がVShojoを脱退―チャリティー支援金約7,400万円の未払いを告発 | インサイド

kson脱退に対するSNSの反応

今回の発表を受けて、SNS上では様々な反応が見られました。

VShojoの対応や企業体制に対する強い怒りの声が多く、「タレントを守らない運営は許されない」といった意見が目立ちました。

一方で、ksonさんやIronmouseさんへの支援や励ましの声も多く、「どこへ行っても応援する」といったコメントも。

また、法的措置の必要性を訴える声や、「米国法では未払いは違法」といった見解も見られました。

JP法人と本社間の財務構造に対しても、「黒字なのに本社が吸い上げた構図がおかしい」との批判が出ています。

ksonさんがCEOを呼び出して透明性を確保した点は、「勇気ある行動」「ファンが求めていた対応」として評価される声が多数見られました。

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